CSWインターン派遣事業

CSW派遣インターン募集要項CSW参加者のみなさんの声 | CSW事業報告

第60回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2016年)

第60回・国連女性の地位委員会 インターン報告書 (PDFファイル/3MB)


第59回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2015年)

第59回・国連女性の地位委員会 インターン報告書 (PDFファイル/39MB)


第58回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2014年)

第58回・国連女性の地位委員会 インターン報告書 (PDFファイル/2.94MB)


第57回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2013年)

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第57回・国連女性の地位委員会(UN-CSW)は、2013年3月4日~3月15日にニューヨーク国連本部で開催され、私たち日本BPW連合会からはUN-CSWインターン第10期生を4名派遣しました。
報告書は下記よりご覧下さい。

第57回・国連女性の地位委員会 インターン報告書 (PDFファイル/4.07MB)


第56回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2012年)

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第56回・国連女性の地位委員会(UN-CSW)は、2012年2月27日~3月9日にニューヨーク国連本部で開催され、私たち日本BPW連合会からはUN-CSWインターン第9期生を4名派遣しました。
報告書は下記よりご覧下さい。

第56回・国連女性の地位委員会 インターン報告書 (PDFファイル/1.87MB)


第55回・UN-CSWインターン派遣事業報告 (2011年)

CSWインターン派遣事業

日本BPW連合会では、2011年2月22日~3月2日にニューヨーク国連本部で開催された第55回国連女性の地位委員会(UN-CSW)に、UN-CSWインターン第8期生を1名派遣しました。第55回CSWは開催が、当初募集要項で告知していた開催期間から大幅にずれ、また国連本部ビル建替えに伴い本会議場での傍聴などへの入場制限、通行証発行数の制限など、最終的選考が遅れたため、参加者は、南カリフォルニア大学大学院在学中の大学院生1名となりました。しかし、こうした悪条件の中でも、BPWインターナショナル主催のワークショップで積極的に日本の発表を担当するなど、今年もBPWのCSWインターンは素晴らしい成果を残しました。
以下は、BPW2009年度会報、UN-CSW 第7回インターン派遣事業報告を抜粋・編集したものです。

2月26日
13:30 滞在ホテルのロビー集合
インターン生2名とBPWスタッフが顔合わせ、簡単なブリーフィング後、国連本部へ向かいDAW NGO registration desk で登録後、IDカード作成のため、別の建物へ移動。待つこと1時間30分。やっとIDカード取得。車道、歩道の両脇には雪。夕食をとりながら明日からのスケジュールについて打合せをする。

2月27~28日 グローバル女性NGOフォーラム:北京+15
会場:救世軍本部
第1日目(2月27日)
救世軍音楽隊演奏、歓迎の挨拶、フィリピンの伝統舞踊などの後、基調講演で幕が開けた。

基調講演 講師 シーマ・サマー博士(アフガニスタン独立人権委員会委員長)は、「女性たちのためにまだまだすることがある。“We should take a positive action, because we are the mother of bad men.”」 でスピーチをしめくくった。

パネル1:女性の権利の向上について(1975~2010)
北京会議の際に多大な功績をあげた4名のスピーカーが発言。
  1. 女性に対する暴力:Getrude Mongell(タンザニア)
  2. 宗教の問題:Patricia Licuanan(フィリピン)
  3. 子どもの誘拐:Charlotte Bunch(米国)
  4. 女性の地位の低さ:Virginia Vargas(ペルー)
終了後、会場からはさまざまな意見・感想が述べられた。

パネル2:世界の女性の状況について
さまざまな目的で活動している団体を代表するスピーカー4名が発言。
  1. 男性支配社会:Monique・E・Fernandes(スリナム)
  2. 女性・少女への暴力:Nyaradzayi Gunbodzvanda(ジンバブエ)
  3. 女性の健康:Mahnaz Afkhami(イラン/米国)
  4. 気候変動:Violet Shivutse(ケニア)これらにも、会場から多くの意見が出た。
自由発言:行動と参加のための世界からの声
1F、2Fから発言者が多数あり、時間切れで発言できなかった女性たちは名残惜しそうにマイクの前にしばしたたずんでいた。

第2日目(2月28日)
パネル3:世界各地域の優先課題と行動
アジア(中国)、欧州(ドイツ)、中東・アラブ(レバノン)、北米(米国)、アフリカ(ボツワナ)、ラ米・カリブ諸国(ペルー)の地域を代表した6名のスピーカーからは以下のような点が指摘された。
  1. ICTの発展があっても、face to faceの対話、ディスカションが大切である
  2. 男性の性的暴力
  3. 経済的な平等
  4. DV
  5. トラフィッキングなど
その後の会場からは、若い世代の代表などを含む多くの意見が出ていた。

アジア太平洋 リージョナル ミーティング(昼食と並行)
  1. 進展事項について
  2. 意思決定の場に女性を
パネル4:ジェンダー平等の実現、平和と開発:女性、平和と安全、制度・機構の強化、世界経済危機、ミレニアム開発目標など
男性を含む4名の専門家が発言をした。

3月1日~7日 第54回女性の地位委員会(CSW54)
会場:国連本部およびチャーチセンター等国連関係ビル
3月1日(月)
8:30 本会議室(第1会議室)のドア前で1時間以上待ったが、定員264名で本会議室の傍聴席へは入れず、第2会議室へスクリーン映像で参加。
10:10~ 本会議 開会式
ナザリアンCSW議長の「本年度のCSWは“Golden Gathering”である」という発言に続いて、ミギロ副事務総長、ECOSOC(経済社会理事会)委員長、国連事務次長、マヤンジャ事務次長補(ジェンダー問題特別アドバイザー)、アルベルデイUNIFEM事務局長、ガブルCEDAW(女子差別撤廃委員会)委員長らが挨拶のスピーチをした。
その後のフロアーからの各国政府代表の発言に対しては、厳しく時間チェックされた。

[インターンによる要約] 性暴力、DV、教育機会の不足、グローバルな視点から、女性擁護の立場に立つことの必要性、マクロレベルの視点から経済的な分析や法整備をして、女性の社会参画を確保する、リプロダクティブヘルス、医療のサポートが不足、育児環境の整備の必要性などについて発言があった。
15:00~
16:30
国連日本政府代表部後援-サイドイベント
主催:IWYLG(国際婦人年連絡会)& JAWW

“日本における女児・男児への教育”
パネリスト:房野桂、橋本ヒロ子、田中正子、大谷美紀子、灘本智子
コメンテイター:平松昌子、黒崎伸子
16:00~
17:30
BPWI主催サイドイベント
会場:チャーチセンター
“Putting Diversity on the A- Gender”(ジェンダーにおける多様性)開場は満席で、BPW International会員の熱気を感じた。

3月2日(火)
9:00~ NGOブリーフィング出席
CSW54開催中、8:45~9:30a.m.救世軍視聴覚室で開催。CSW事務局等からの連絡、情報の提供や出席者からの質問、要望を聞く。

その後は、各自のスケジュールで行動
18:00~ UNCSW-NGOレセプション

3月3日(水)
8:15 第1会議室の傍聴席を確保するために、30分早くホテルを出発。8:30オープンを早めて、8:15に開扉され、本会議室の前に一番乗りで並ぶ。最前列で一緒に待っていたアイルランドから参加者の中に元BPW会員の方が数人あり、ロンドンにBPWのOffice があった頃の共通の話題など、インターン生を含めて会話が弾み、待ち時間が気にならなかった。
9:40 国際女性デーイベント
国連事務総長あいさつ:「北京元年(1995)からこの15年間ジェンダー平等や女性の地位向上の多くの事例を自分自身の目でみてきたが、国連は女性の地位向上のためにいろいろなプログラムを実践してきた。ジェンダー平等と女性の地位向上はすべての目標達成にとって必要不可欠であることを深く心にとどめておこうではありませんか。」という言葉で締めくくった。
女性に関する諸課題を盛りこんだ総花的な内容であったが、忍耐をもって、あきらめずに、世界中の女性が1つになって(ジェンダーに関する国連の4つ機関を統合して1つの組織にしたいとのこと)問題解決に向かってほしいとのスピーチであった。傍聴席ではスタンディングオーベイションと拍手大喝采であった。GEAR(Gender Equality Architecture Reform)と書いたパンフレットを高く掲げていた。女性の評判がいい印象を受けた。 その後、17歳の中国系カナダ人を含む5名のパネリストによる発言と討議があった。

午後からは各自の関心あるプログラムに参加。

3月4日(木) 各自の関心あるプログラムに参加
10:00 本会議室
パネル1:北京行動綱領の実現とミレニアム開発目標の達成とのリンケージ
コンゴ、インドネシア、中国、韓国、米国5名のパネリストがそれぞれの国の現状等を発表し、その後、フロアーから6名のスピーカー(アルメニア:Violence against Women、モロッコ、イタリア;女性の社会参加、女性への暴力、イスラエル、ベニン、インド)から北京+15への対応への質問、コメントがあった。是に対し、パネリストの回答があり、その後9名からMDGsへの取り組みや見通しについて質問、意見等が出された。
18:00~
20:00
国連日本政府代表団ブリーフィング
19:00~
20:40
BPWI80周年記念パーティー
会場:プリンストンクラブNY

3月5日(金) 各自の関心あるプログラムに参加
10:00~
11:30
BPWI サイドイベント
“BPW International Equal Pay Day Awareness Campaign (BPWIイコール.ペイ.デイ.啓発キャンペーン”
会場:ドイツ領事館

基調講演(ブリンダ・シュワイツァー元会長)
スピーカー:ブリンダ・パイク(前ドイツ会長)
レシャ・ウィットマー(元オランダ会長)
マリリン.フォーサイス(オーストラリア会長)
それぞれが、ドイツ、EU,オーストラリアの例について報告。
10:00~
13:00
ハイレベル会合(本会議場)
13:00~ 国連カフェ-BPWヤングランチ
インターン2名が出席
13:15~
14:30
UNDP主催イベント「国際女性デーを祝して」
“Human Rights”について

3月6日(土) 各自の関心あるプログラムに参加
10:00~
15:00
BPW NY総会 会場:ハーモニークラブ/NY
歓迎のあいさつ、開会のことば、
国歌斉唱、インターナショナル・コレクト、
事業報告、会計報告等

3月7日(日)
参加者の皆さんと、国という境をこえた非日常的な空間の中で、味わった素晴らしい体験と思い出をいっぱいつめてそれぞれのスケジュールで無事帰国した。

仕切りライン
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