イコール・ペイ・デイって何?
毎年世界の各地で行われているイコール・ペイ・デイ・キャンペーンをご存じですか?
「イコール・ペイ・デイ」=「同じ賃金を手にする日」
女性の平均賃金が男性より低いのは残念ながら世界共通です。
女性が男性と同じ金額を手にするには、何日か余計に働く必要があります
「男性の1年より余計働いて、女性が男性1年分の賃金と同額を手にする日、それが「イコール・ペイ・デイ」です。
速報!2024年のイコール・ペイ・デイ
2024年のイコール・ペイ・デイは「5月2日」です
2023年1月1日に男女が働き始めて、男性が1年間で手にした金額を、女性は2024年5月2日まで働いてようやく手に出来るということです。
2023年の一般労働者の賃金は男性350.9千円 女性 262.6千円 男女計318.38千円で、2024年のイコール・ペイ・デイ(EPD)は5月2日となり、昨年の4月28日より後退してしまいました。
◎厚労省発表の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」はこちら。
◎事務局作成の速報資料はこちら。
世界各地でこのキャンペーンに取り組んでいるのが私たちBPWです。個別の賃上げ闘争ではありません。賃金格差があることを様々な立場の方に理解してもらうために、各国の仲間が知恵を絞っているのです。
男女の賃金格差解消について、政府も取り組んでいます。男女共同参画社会基本法に基づき閣議決定されている「男女共同参画基本計画」にも「男女間の賃金格差の解消」が盛り込まれています。
国連のSDGs 目標5に明記された『女性及び女子のあらゆる形態の差別を撤廃する(5-1)』の達成のためにも男女の所得・賃金格差の解消が求められています。
2024年 イコール・ペイ・デイ全国会議(ハイブリッド)
女性版骨太の方針2024には、女性の所得向上、経済的自立に向けた取組の一層の推進として、男女賃金格差の公表・分析等が盛り込まれています。
また、政府の「女性の職業生活における活躍推進プロジェクトチーム中間とりまとめ」(令和6年6月5日公表)には、男女賃金格差の是正は労働供給を増やし、女性管理職は経営のイノベーションをもたらし、女性の所得向上は消費を拡大し、若い女性の地方からの流出を減らし、地域経済の長期的な持続性の向上にも寄与するとあります。
このように、男女賃金格差解消は、すべての問題解決のスタートであり、女性だけの問題ではなく、日本全体にかかわる大問題です。格差解消にフルスピードで取り組むのは「今」です。
■日 時:
2024年9月21日(土) 13:30~16:30
■会 場:
婦選会館ホール 渋谷区代々木2-21-11 《アクセス》 & オンライン(Zoom)
■定 員:
会場50名 / オンライン Zoom 定員75名(定員になり次第締め切ります)
■参加費:
無料(会場・オンライン共)※印刷資料が必要な場合は資料代500円申し受けます
■後 援(予定):
内閣府男女共同参画局・厚生労働省
■参加申込
参加申込は、下記専用URLから行えます。当イベントは、会場参加とZoomミーティングによるオンラインを並行したハイブリッドで開催します。オンラインにより、遠方からの参加も可能です、ふるってご参加をお待ちしております。
【会場参加・オンライン参加 申し込み専用URL】
https://bpw-de20240921.peatix.com
ハイブリッド開催のため、オンライン参加と会場参加それぞれのチケット(無料)がありますので、確認の上お申し込みください。
Peatixが利用できない方は「9/21 参加希望」と明記の上、「氏名」「所属」「連絡先(E-mail・Tel)」「参加方法 (会場or Zoom)」をご記入いただき、「bpw-epd@bpw-japan.jp」までEmailでお申し込み下さい。
会場参加希望の場合のみ FAX:03-5304-7876 でも受け付けます。
※取得しました個人情報は、この受付のみの目的に使用いたします。
■オンライン参加にあたっての注意事項
事前にパソコンかスマホに Zoom アプリ(最新版)をダウンロードしておいてください。 インストール済みの方は、最新版にアップデートされているか確認下さい。
Zoom に接続する際は、申込リストと照合できるよう、「申込の氏名」でアクセスをお願いします。特にスマホで参加の場合、「iPhone」や「User」表記など、Zoom画面に表示されるお名前が申込名と異なる場合は、待機室でお待ちいただきご参加できない場合があることをご了承ください。
■参加申し込み締め切り
9月19日(木)15:00 ※定員になり次第締め切ります
■問い合わせ先
メール:bpw-epd@bpw-japan.jp 、または TEL:03-5304-7874(電話は平日のみ)
■ドレスコード:「赤いもの」
EPDイコール・ペイ・デイのシンボルカラーは赤色です。赤色のグッズを身につけてご参加ください。
プログラム
◎第1部 13:35~14:10(政策説明)
岡野 智晃 氏(厚生労働省雇用環境・均等局 雇用機会均等課長)
講演資料はこちら(PDF/3.93MB)
◎第2部 14:10~15:20
講演「数字で証明、女性登用は株価を上げる!」
…最新の調査研究から見えてきた多様性ある組織の経済合理性…
講師:柳 良平 氏(早稲田大学大学院会計研究科客員教授)
講演資料はこちら(PDF/3.59MB)
◎第3部 15:20~16:30
賃金格差解消に向けて、意見交換とアピール採択
コメンテーター:税理士・日本BPW連合会監事・福岡クラブ会員 藤田 ひろみ 氏
2023年 イコール・ペイ・デイ・アピール
2023年9月18日のEPD全国会議において下記のアピールが採択されました。
◎ 2023 イコール・ペイ・デイ・アピールPDF版(PDF/138KB)
◎ 2023 イコール・ペイ・デイ・キャンペーンおよび全国会議報告書(PDF/1.84MB)
2023年 イコール・ペイ・デイ全国会議(ハイブリッド)
■日 時:
2023年9月18日(月・祝) 13:30~16:30
■会 場:
婦選会館ホール 渋谷区代々木2-21-11 《アクセス》 & オンライン(Zoom)
■定 員:
会場50名 / オンライン Zoom 定員75名
■参加費:
無料(会場・オンライン共)
■後 援:
内閣府男女共同参画局・厚生労働省
■ドレスコード:「赤いもの」
EPDイコール・ペイ・デイのシンボルカラーは赤色です。赤色のグッズを身につけてご参加ください。
プログラム
◎第1部 13:35~14:00
安藤 英樹 氏(厚生労働省雇用環境・均等局 雇用機会均等課長)
資料:賃金の男女格差解消に向けて ~昭和時代の想定は通用しない~(PDF/2.53MB)
◎第2部 14:00~15:10
講演「男女賃金差の開示を格差縮小に繋げるために」
講師:大湾 秀雄 氏(早稲田大学 政治経済学術院政治経済学部教授)
講演資料(PDF/1.61MB)
◎第3部 15:15~16:30
賃金格差解消に向けて、意見交換とアピール採択
問題提起「第3号被保険者制度について」
税理士・日本BPW連合会監事・福岡クラブ会員 藤田 ひろみ 氏
2022年 イコール・ペイ・デイ全国会議(ハイブリッド)
■日 時:
2022年9月18日(土) 13:30~16:30
■会 場:
婦選会館ホール 渋谷区代々木2-21-11 《アクセス》 & オンライン(Zoom)
■定 員:
会場25名(収容定員の1/3)、オンライン Zoom 定員75名
■参加費:
無料(会場・オンライン共)
■後 援:
内閣府男女共同参画局 厚生労働省
◎詳細は、チラシ(PDF/955KB)をご参照ください。プログラム
第1部 13:30~14:00
政策説明 石津 克己 氏(厚生労働省雇用環境・均等局 雇用機会均等課長)
資料:「女性活躍推進法に基づく男女の賃金の差異の情報公表について」(PDF/3.15MB)
第2部 14:00~15:10
講演「日本の男女賃金格差はなぜ大きいのか:必要な対策とは」
講師:永瀬 伸子 氏(お茶の水女子大学基幹研究院人間科学系教授)
第3部 15:15~16:30
意見交換とアピール採択 ~今後のEPD運動について~
2022年 イコール・ペイ・デイ アピール
2022年9月18日、イコール・ペイ・デイ全国会議において下記のアピールが採択されました
2022 イコール・ペイ・デイ全国会議オンライン参加の皆さん
2021年 イコール・ペイ・デイ全国会議
2021年 EPD全国会議での「EPDアピール」および「プログラムと実施画像」を公開しました。
・2021年 EPDアピール(PDF/112KB)
・2021年 EPD全国会議プログラムと実施画像(PDF/829KB)
■日 時:
2021年9月18日(土) 13:30~16:30
■会 場:
Zoomによるオンライン開催
■定 員:
定員60名
■参加費:
無料
■後 援:
内閣府男女共同参画局 厚生労働省
プログラム
第1部 (13:30~14:00) 政策説明
渡辺 正道氏 前 厚生労働省雇用環境・均等局 雇用機会均等課長
資料:「女性活躍推進に関する政策動向」(PDF/4.9MB)
第2部 (14:00~15:10) 講演 「コロナ禍とジェンダー平等」
講師 矢島 洋子氏 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)執行役員/主席研究員
第3部 (15:15~16:30) 意見交換とアピール採択 ~今後のEPD運動について~
◎詳細は、チラシ(PDF/730KB)をご参照ください。
EPD2021 オンラインキャンペーン
■日 時 2021年5月6日(木) 19:00~21:00
プログラム
1)EPDのデータ報告
2)浅倉 むつ子 氏(早稲田大学名誉教授)の講演視聴
「男女の賃金格差の原因を探る~女性の権利を国際基準に~」
(2020年 EPD全国会議での講演動画)
3)コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会(内閣府)についての概要報告
◎ドレスコード:「赤いもの」
画面に映る範囲に赤いものを、身に着けるなり置くなりして下さい。
オンライン会議参加者の画面集合写真(画像上参照)を撮影し、当HPに掲載予定です。
※Zoom会議参加は会員に限りません。関心ある人はぜひご参加ください。
※なお、Zoom契約上定員100名で先着順です。定員に達した場合参加できない事をご了承ください。
※Zoom参加URLは、会員には会長から連絡済みです、会員外の方は office@bpw-jpan.jp へお問合せ願います。
2020年イコール・ペイ・デイ 資料及び全国会議資料
2020年10月18日に開催の「イコール・ペイ・デイ全国会議」は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策のため会場(婦選会館)とオンラインのハイブリッド開催となりました。
テーマ:「賃金の男女格差解消に向けて ~格差をもたらすものは何か~」
◎第1部:政策説明
渡辺 正道氏(厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課長)
◎第2部:講演
「男女の賃金格差の要因を探る ~女性の権利を国際基準に~」
浅倉 むつ子氏(早稲田大学名誉教授)
◎第3部:意見交換とアピール採択
資料1:2020イコール・ペイ・デイ及び年齢別賃金推移(PDF/256KB)
資料2:令和元年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況 [厚生労働省](PDF/90KB)
資料3:2020年イコール・ペイ・デイ都道府県別(PDF/365KB)
資料4:2020年EPD全国会議資料(1) 「女性活躍の推進」(PDF/3MB)
資料5:2020年EPD全国会議資料(2)「男女賃金格差の原因をさぐる~女性の権利を国際基準に~」(PDF/1MB)
資料6:2020年EPDアピール(PDF/259KB)
資料7:2020年EPD全国会議プログラムと実施画像(PDF/779KB)
資料8:2020 NWEC男女共同参画推進フォーラムのパネル展示に参加しました(PDF/2.26MB)
イコール・ペイ・デイ 2021 ~各クラブの活動~
オンライン・キャンペーン
札幌クラブ
東京クラブ
大阪クラブ
香川クラブ
北九州クラブ
福岡クラブ
長崎クラブ
イコール・ペイ・デイ 2020
写真のコマをクリックすると大きな写真がご覧いただけます。
写真のコマをクリックすると大きな写真がご覧いただけます。
2019年イコール・ペイ・デイ 資料及び全国会議資料
2019年4月20日に開催した、イコール・ペイ・デイ全国会議では、厚生労働省雇用環境・均等局総務課長 堀井奈津子氏による「政策説明」、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)執行役員・主任研究員の矢島洋子氏の講演「男女の賃金格差解消への道のり」後に、「2019イコール・ペイ・デイ宣言」を採択しました。
◎資料1:2019年Newイコール・ペイ・デイ資料・改訂内容および過去比較(PDF/159KB)
◎資料2:平成30年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況 [厚生労働省](PDF/90KB)
◎資料3:年齢階層別賃金推移(PDF/365KB)
◎資料4:2019年イコール・ペイ・デイ都道府県別(PDF/426KB)
◎資料5:2019年EPD全国会議資料(1)「女性活躍をめぐる最近の動きなど」(PDF/4.5MB)
◎資料6:2019年EPD全国会議資料(2)「男女の賃金格差解消への道のり」(PDF/302KB)
◎資料7:2019年EPDアピール(PDF/135KB)
◎資料8:2019年EPD全国活動報告詳細(PDF/1.1MB)
◎資料9:2020 NWEC男女共同参画推進フォーラムのパネル展示に参加しました(PDF/2.26MB)
各国のイコール・ペイ・デイ
女性が男性1年分賃金と同額を手にする日は国によって違います。
2020年の場合
注:計算方法は国により若干違います。
ドイツ | 2020年3月16日 |
スイス | 2020年2月22日 |
オーストリア | 2020年2月25日 |
日 本 | 2020年5月6日 |
各国で共通しているのは真っ赤なツールを使うこと。
赤は、赤字になっていることを表すため
赤は、レッドカードの意味だとか
欠けた板チョコを贈る作戦もあります。
男性と同じ時間働いても1個は買えないことをアピールして…
日本の場合2020年のイコール・ペイ・デイは5月6日となります。
これは厚生労働省の賃金構造基本統計調査から計算した数字です。
※左・エストニアの写真について
左右の皿は全く同じ内容の料理。
ただしディルがのった左の皿は30.9%高い。(2011年)
イコール・ペイ・デイの算出方法
イコール・ペイ・デイの計算式は以下の通りです。※2020年より
1.格差分の日数を算出
男性の年収を得るのに女性の賃金では1年を超えて何日かかるか計算
男性の年収(賃金A×12カ月)÷女性の日収(賃金B×12/365)-365日=1年を超えた格差分の日数C
2.暦日付を算出
格差分の日数から暦日を算出、小数点以下は切上(*閏年は2月を29日計算)
格差分の日数C-1月(31日)-2月(28日*)-3月(31日)-4月(30日)…
【計算方式の変更について】
2018年まで、男女の賃金格差の比率から算出していましたが、それでは男性賃金がベースになるため、昨年から賃金の差額を得るために実際に女性が何日余分に働く必要があるか、女性の賃金の日割りで割り出す方式に変わりました。
例:男性年収400万円、女性年収300万円の場合、25%の格差と100万円の差
従来方式:
1年の25%(1/4)働く必要がある…つまり3月末
新方式:
年収300万の女性が不足の100万円を稼ぐには、1年の1/3働く必要がある…つまり4月末
参考資料:令和元年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況(PDFファイル)
◎厚生労働省ホームページより
日本でのイコール・ペイ・デイ・キャンペーン 報告
◎2019年(PDFファイル/1.16MB)
◎2018年(PDFファイル/706KB)
◎2017年(PDFファイル/1.07MB)
◎2016年(PDFファイル/1.04MB)
◎2015年(PDFファイル/825KB)
◎2014年(PDFファイル/699KB)
◎2013年(PDFファイル/771KB)
◎2012年(PDFファイル/1.2MB)
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