イコール・ペイ・デイって何?
毎年世界の各地で行われているイコール・ペイ・デイ・キャンペーンをご存じですか?
「イコール・ペイ・デイ」=「同じ賃金を手にする日」
女性の平均賃金が男性より低いのは残念ながら世界共通です。
女性が男性と同じ金額を手にするには、何日か余計に働く必要があります
「男性の1年より余計働いて、女性が男性1年分の賃金と同額を手にする日、それが「イコール・ペイ・デイ」です。
速報!2022年のイコール・ペイ・デイ
2022年のイコール・ペイ・デイは「5月1日」になります。
2021年1月1日に男女が働き始めて、男性が1年間で手にした金額を、女性は2022年5月1日まで働いてようやく手に出来るということです。
厚労省より賃金構造基本統計調査結果が公表され、2021年の一般労働者の賃金は、男性337.2千円 女性253.6千円 男女計307.4千円で、2022年のイコール・ペイ・デイ(EPD)は、5月1日と昨年より5日短縮されました。
しかし、女性の賃金が1.7千円増加したことよりも、男性の賃金が1.6千円減少したことの影響が大きいと思われます。
◎オンライン・キャンペーンの告知、および詳細データは後日ホームページに掲載予定です。
◎事務局作成の速報資料はこちら。
世界各地でこのキャンペーンに取り組んでいるのが私たちBPWです。個別の賃上げ闘争ではありません。賃金格差があることを様々な立場の方に理解してもらうために、各国の仲間が知恵を絞っているのです。
男女の賃金格差解消について、政府も取り組んでいます。男女共同参画社会基本法に基づき閣議決定されている「男女共同参画基本計画」にも「男女間の賃金格差の解消」が盛り込まれています。
国連のSDGs 目標5に明記された『女性及び女子のあらゆる形態の差別を撤廃する(5-1)』の達成のためにも男女の所得・賃金格差の解消が求められています。
2021年 イコール・ペイ・デイ全国会議のご案内
2021年 EPD全国会議での「EPDアピール」および「プログラムと実施画像」を公開しました。
・2021年 EPDアピール(PDF/112KB)
・2021年 EPD全国会議プログラムと実施画像(PDF/829KB)
開催方法変更のお知らせ |
当イベントは、当初リアルとオンラインを並行したハイブリッド開催を予定していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き懸念される中、下記の通り『オンライン(Zoom)のみの開催』に変更となりました。 |
■日 時:
2021年9月18日(土) 13:30~16:30
■会 場:
Zoomによるオンライン開催
■定 員:
定員60名
■参加費:
無料
■後 援:
内閣府男女共同参画局 厚生労働省
プログラム
第1部 (13:30~14:00) 政策説明
渡辺 正道氏 前 厚生労働省雇用環境・均等局 雇用機会均等課長
資料:「女性活躍推進に関する政策動向」(PDF/4.9MB)
第2部 (14:00~15:10) 講演 「コロナ禍とジェンダー平等」
講師 矢島 洋子氏 三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)執行役員/主席研究員
第3部 (15:15~16:30) 意見交換とアピール採択 ~今後のEPD運動について~
■参加申込
当イベントは、Zoomミーティングを活用したオンライン開催のため遠方からのご参加も可能になりました。
参加ご希望の方は下記WEBフォームからお申込みください。
オンライン参加(Zoom)
【申し込み専用URL】 https://bpw-epd-zoom2021.peatix.com
■参加申し込み締め切り
9月17日(金)15:00 ※但し定員(60名)になり次第締め切ります
■ドレスコード:「赤いもの」
EPDイコール・ペイ・デイのシンボルカラーは赤色です。赤色のグッズを身につけてご参加ください。
◎詳細は、チラシ(PDF/730KB)をご参照ください。
EPD2021 オンラインキャンペーンのご案内

今年のイコール・ペイ・デイ(EPD)の5月6日に、Zoomでの「EPDオンラインキャンペーン」を開催します。
■日 時 2021年5月6日(木) 19:00~21:00
プログラム
1)EPDのデータ報告
2)浅倉 むつ子 氏(早稲田大学名誉教授)の講演視聴
「男女の賃金格差の原因を探る~女性の権利を国際基準に~」
(2020年 EPD全国会議での講演動画)
3)コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会(内閣府)についての概要報告
◎ドレスコード:「赤いもの」
画面に映る範囲に赤いものを、身に着けるなり置くなりして下さい。
オンライン会議参加者の画面集合写真(画像上参照)を撮影し、当HPに掲載予定です。
※Zoom会議参加は会員に限りません。関心ある人はぜひご参加ください。
※なお、Zoom契約上定員100名で先着順です。定員に達した場合参加できない事をご了承ください。
※Zoom参加URLは、会員には会長から連絡済みです、会員外の方は office@bpw-jpan.jp へお問合せ願います。
2020年イコール・ペイ・デイ 資料及び全国会議資料
2020年10月18日に開催の「イコール・ペイ・デイ全国会議」は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大予防対策のため会場(婦選会館)とオンラインのハイブリッド開催となりました。
テーマ:「賃金の男女格差解消に向けて ~格差をもたらすものは何か~」
◎第1部:政策説明
渡辺 正道氏(厚生労働省雇用環境・均等局雇用機会均等課長)
◎第2部:講演
「男女の賃金格差の要因を探る ~女性の権利を国際基準に~」
浅倉 むつ子氏(早稲田大学名誉教授)
◎第3部:意見交換とアピール採択
資料1:2020イコール・ペイ・デイ及び年齢別賃金推移(PDF/256KB)
資料2:令和元年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況 [厚生労働省](PDF/90KB)
資料3:2020年イコール・ペイ・デイ都道府県別(PDF/365KB)
資料4:2020年EPD全国会議資料(1) 「女性活躍の推進」(PDF/3MB)
資料5:2020年EPD全国会議資料(2)「男女賃金格差の原因をさぐる~女性の権利を国際基準に~」(PDF/1MB)
資料6:2020年EPDアピール(PDF/259KB)
資料7:2020年EPD全国会議プログラムと実施画像(PDF/779KB)
資料8:2020 NWEC男女共同参画推進フォーラムのパネル展示に参加しました(PDF/2.26MB)
イコール・ペイ・デイ 2021 ~各クラブの活動~
オンライン・キャンペーン
札幌クラブ
東京クラブ
大阪クラブ
香川クラブ
北九州クラブ
福岡クラブ
長崎クラブ
イコール・ペイ・デイ 2020
写真のコマをクリックすると大きな写真がご覧いただけます。
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2019年イコール・ペイ・デイ 資料及び全国会議資料
2019年4月20日に開催した、イコール・ペイ・デイ全国会議では、厚生労働省雇用環境・均等局総務課長 堀井奈津子氏による「政策説明」、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)執行役員・主任研究員の矢島洋子氏の講演「男女の賃金格差解消への道のり」後に、「2019イコール・ペイ・デイ宣言」を採択しました。
◎資料1:2019年Newイコール・ペイ・デイ資料・改訂内容および過去比較(PDF/159KB)
◎資料2:平成30年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況 [厚生労働省](PDF/90KB)
◎資料3:年齢階層別賃金推移(PDF/365KB)
◎資料4:2019年イコール・ペイ・デイ都道府県別(PDF/426KB)
◎資料5:2019年EPD全国会議資料(1)「女性活躍をめぐる最近の動きなど」(PDF/4.5MB)
◎資料6:2019年EPD全国会議資料(2)「男女の賃金格差解消への道のり」(PDF/302KB)
◎資料7:2019年EPDアピール(PDF/135KB)
◎資料8:2019年EPD全国活動報告詳細(PDF/1.1MB)
◎資料9:2020 NWEC男女共同参画推進フォーラムのパネル展示に参加しました(PDF/2.26MB)
各国のイコール・ペイ・デイ
2020年の場合
注:計算方法は国により若干違います。
ドイツ | 2020年3月16日 |
スイス | 2020年2月22日 |
オーストリア | 2020年2月25日 |
日 本 | 2020年5月6日 |
各国で共通しているのは真っ赤なツールを使うこと。
赤は、赤字になっていることを表すため
赤は、レッドカードの意味だとか
欠けた板チョコを贈る作戦もあります。
男性と同じ時間働いても1個は買えないことをアピールして…
日本の場合2020年のイコール・ペイ・デイは5月6日となります。
これは厚生労働省の賃金構造基本統計調査から計算した数字です。
※左・エストニアの写真について
左右の皿は全く同じ内容の料理。
ただしディルがのった左の皿は30.9%高い。(2011年)
イコール・ペイ・デイの算出方法
イコール・ペイ・デイの計算式は以下の通りです。※2020年より
1.格差分の日数を算出
男性の年収を得るのに女性の賃金では1年を超えて何日かかるか計算
男性の年収(賃金A×12カ月)÷女性の日収(賃金B×12/365)-365日=1年を超えた格差分の日数C
2.暦日付を算出
格差分の日数から暦日を算出、小数点以下は切上(*閏年は2月を29日計算)
格差分の日数C-1月(31日)-2月(28日*)-3月(31日)-4月(30日)…
【計算方式の変更について】
2018年まで、男女の賃金格差の比率から算出していましたが、それでは男性賃金がベースになるため、昨年から賃金の差額を得るために実際に女性が何日余分に働く必要があるか、女性の賃金の日割りで割り出す方式に変わりました。
例:男性年収400万円、女性年収300万円の場合、25%の格差と100万円の差
従来方式:
1年の25%(1/4)働く必要がある…つまり3月末
新方式:
年収300万の女性が不足の100万円を稼ぐには、1年の1/3働く必要がある…つまり4月末
参考資料:令和元年賃金構造基本統計調査(全国)結果の概況(PDFファイル)
◎厚生労働省ホームページより
日本でのイコール・ペイ・デイ・キャンペーン 報告
◎2019年(PDFファイル/1.16MB)
◎2018年(PDFファイル/706KB)
◎2017年(PDFファイル/1.07MB)
◎2016年(PDFファイル/1.04MB)
◎2015年(PDFファイル/825KB)
◎2014年(PDFファイル/699KB)
◎2013年(PDFファイル/771KB)
◎2012年(PDFファイル/1.2MB)

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